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児玉語録

児玉語録4月号「新しい年度の始まり」

2019/04/06

                     『新しい年度の始まり』

 

いよいよ2019年度がスタートし、新元号も決定した。

『令和』 日本最古の歌集、出典 「万葉集」

 

初春の令月にして 気淑く 風和らぎ

梅はの粉を披き 蘭は後の香を薫らす

 

万葉集は「国民文化を象徴する国書」で、安倍総理は、

「明日への希望にそれぞれの花を大きく咲かせることが出来る時代をつくりたい」と説明。

また山中伸弥先生(元号に関する有識者懇談会、iPS細胞研究所 所長)は、

「新しいものにチャレンジしていく素晴らしい元号だと思う」と話された。

 

さて、先月の明治大学卓球部の新入生歓迎会では、皆それぞれが大きな夢に向かって目標と抱負を述べ、楽しい気持ちにさせてもらった。

また3月22日から3月24日まで行われた東京選手権では、シングルスで龍崎が優勝、

ダブルスで、龍崎・遠藤組が優勝し、幸先の良いスタートを切った。

 

平成最後の1ヶ月となる2019年4月より、新しい年度が始まり、

まずは「自ら進歩したいと思うなら、第一歩を踏み出すこと。」

一歩踏み込んで、壁にぶつかったとしても、それは尊い経験となり、前進への足跡となる。大事なのは「やるんだ!」という強い思いと意思決定だ。

それさえあれば人間というのは大抵の事はできるものである。

 

最速で成功する方法 として大事なことは、

自分が求める 現状では無理だと思えるようなゴールを決めること 。

現在の自分を諦めて、全く違う視点に立つ勇気を持つ。

今の自分では絶対に無理 ・・・と思うならば、違う視点に立つしかない。

ゴールを達成した自分をイメージし続ける。

そしてその人(もうひとりの自分)のように考え、決断し、行動する。

イメージや言葉遣いを含めてその人になりきる努力をする。

~2018年度後半を振り返る~ 

 

◆ 北京大学との卓球交流 

昨年11月、私は明治大学卓球部の総監督として、髙山監督、選手6名と共に

北京大学との卓球交流のため、土屋恵一郎明治大学学長も同行し、中国を訪問。

北京大学では、先ず 郝平校長を表敬。

郝平校長は明治大学との交流について謝意を述べた後、自身が日本の書道、茶道などの伝統文化を大切にする姿勢に啓発されていること、また卓球交流を含め多くの日本の友人から力を得ているなどと挨拶された。

また、1週間前に訪中された安倍首相が、学生とのシンポジウムに列席され、

日中首脳会議で青少年交流を後押しすることで一致したこと等をお話しされました。

 

以下は現地の多くのメディアが取材に来たうちの、共同通信社の記事です。

 
● 日中の卓球学生選手が交流 関係改善で交流活発に  2018/11/03 18:58 

 

【北京共同】日中平和友好条約締結40周年を記念し、明治大と中国・北京大の卓球部の選手らが 交流するイベントが3日、北京大学で開かれた。

10月の日中首脳会談では、若い世代の国民交流を後押しすることで一致。

日中関係改善を背景に、青少年交流を通じて相互理解を促す取り組みが活発化している。

イベントには選手のほか、明治大の土屋恵一郎(つちや・けいいちろう)学長ら約150人が参加。

両大学はスポーツや学術交流の促進に向けた協定を結んでおり、今回はその一環でもある。

交流試合では白熱したラリーに歓声が上がった。選手は地元の小中学校の生徒に指導もした。

参加した児玉圭司(こだま・けいじ)明治大総監督(83)は「交流を通じて絆が一段と深まった」と強調。劉偉(りゅう・い)北京大総監督(49)も「両国はこれまでも卓球交流を通じて互いに協力し合うことの 大切さを共有してきた。卓球は友好の架け橋だ」と笑顔を見せた。

 

 

在中国日本大使館の要請により、有意義な交流となりました

在中国特命全権大使 横井裕氏にも非常に喜んで頂き、選手団全員、大使館に招待され、美味しいコース料理で歓待を受け、楽しいひとときを過ごさせていただきました。

 

現在国際的に、政治・経済においても混乱し、非常に難しい状況に直面しておりますが、

このような時代に、何の利害関係もない、人と人との絆によってこのような交流が出来、 民間外交の一翼を担うことが出来ることを、嬉しく思っております。

 

 

 

以下は帰国後、在中国 特命全権公使 四方敬之氏 より頂いたお手紙の内容です。

 

明治大学 

卓球部総監督 兒玉 圭司様

 

去る11月3日行われた貴学と北京大学卓球交流イベントにおきましては、両大学の現役選手による交流戦に加えて、北京日本人学校・北京市月壇中学の児童生徒にも観戦・卓球指導の 機会をいただきましたことに厚くお礼を申し上げます。

 

当日は、日中双方のメディアにおいて数多く報道されたのみならず、参加した児童生徒からも、別添のような感想が寄せられるなど、日中平和友好条約締結40周年記念行事として、

かつ安倍総理中国公式訪問後初の青少年・スポーツ交流イベントとして、大変意義深いものと なりました。

 

今後とも、日本と中国との卓球を通じた交流に引き続きご支援とご協力を賜りますよう、

よろしくお願い申し上げます。

 

平成30年12月吉日

在中華人民共和国日本国大使館 特命全権公使

四方 敬之

 

 

<児童生徒の感想(抜粋)>

・生でビシッバシッと迫力のある試合を見られただけではなく、上手な選手に相手をしてもらい 楽しかった

・言葉の壁を超えて、先ほど打ち合っていた選手が自分に教えてくれたのがうれしかった

 

 

 

―― 私の第三の人生――――――――――――――――――――――――― 

 

私は3年半前(2015年10月)に社長を譲り、これからの第三の人生は、

世のため人のため、お役に立つことがしたい・・・と思っておりました。

私の場合、卓球を通して体験したことが「今日の私を育てていただいた」と感謝して   おりますので、先ず卓球に対する恩返しをしたいと考え、

「一般社団法人 卓球で日本を元気にする会」 を立ち上げました。

 

そして2016年11月には、「一般財団法人KODAMA国際教育財団」を設立しました。

この財団は“学び”の可能性を未来へ広げ、健康で豊かな国際社会の実現に貢献し、

誰もが「夢と目標」をもてる社会をつくる・・・という願いを込めて、コシノジュンコさんを  はじめ、現在、様々な分野で活躍されている方々のご賛同を得て、理事 ・ 評議員に

ご就任いただき活発に活動しております。

―― 一般財団法人 KODAMA国際教育財団 の活動 ――――――――――――

 

◆ U-7卓球選手育成事業 “未来のメダリスト” 〈2018年11月29日~12月2日〉 

私が理事長を務める 一般財団法人KODAMA国際教育財団は、公益財団法人日本卓球協会の後援を受け、日本卓球界で初めてとなる、7歳以下の育成事業プロジェクト

『U-7卓球選手育成事業 “未来のメダリスト” (委員長 松崎キミ代)』を立ち上げました。

これは世界で勝てる日本人選手を育成するためには、早期強化体制が不可欠だという 考え方で、全日本選手権バンビの部で活躍した7歳以下の選手を選抜し、11/29~12/2に第1回特別強化プログラムによる合宿を行いました。 

最高の訓練で得られるトップレベルの成長を、その目で、脚で、手のひらで、思いっきり感じてほしい。飛び出せ、子供たち。行け、世界へ。メダルも君たちを待っている・・・と。

どんな才能に出会えるのか、その才能が一流の指導によりどのように開花するのか、  ワクワクしております。

 

尚、KODAMA国際教育財団では、2017年に『未来のいしずえ賞』を設立しました。

この賞は、未来に向かって豊かな社会の礎を築くために、

人知れず努力を重ね、貢献した方々の功績を讃える国際賞です。

より良い社会へと導いていく、強い意志をもって活動している人に授与されます。

 

◆ 未来のいしずえ賞授賞式 〈2019年2月27日〉 

今回受賞されたのは、

 

● スポーツ部門  小平安彦さん、光子さん ご夫妻 (推薦人:参議院議員 橋本聖子様)

ご両親の教育により、小平奈緒選手の平昌オリンピック金メダル獲得の原点となった。

 

● 医療部門  有田美智世さん (推薦人:京都大学iPS細胞研究所 所長 山中伸弥様)

長年にわたる市民運動による医療への貢献。「さい帯血由来のiPS細胞ストック」などの活動をされている。

 

● 保健福祉部門  武藤芳照さん (推薦人:女優・歌手・エッセイスト 水谷八重子様、 ㈱朝日エル会長 岡山慶子様)

長年にわたり、寝たきり予防のための転倒予防法の普及・啓発に努力されている。

 

● 教育部門  原美穂さん (推薦人:内閣官房参与 平田竹男様)

駅伝で大活躍の青山学院大学の選手や監督を生活面、精神面で支え続けてこられた。

 

● 社会活性化部門  金澤泰子さん (推薦人:東京藝術大学 学長 澤和樹様)

ダウン症の翔子さんを、日本を代表する書家に育て上げられた。

 

このように各分野で世のため、人のため貢献され、人知れず努力されている方を

顕彰させて頂けることを誇りに思います。

 

―― 一般社団法人 卓球で日本を元気にする会 の活動 ――――――――――――

 

卓球は瞬発力の格闘技といわれる一方、3歳から生涯を通して楽しめるスポーツであり、その魅力を伝えながら、日本の大きな社会問題である“健康寿命の延伸”に貢献したいと思い、『一般社団法人 卓球で日本を元気にする会』を設立しました。そして、

2015年3月に発足会を、特別協力として公益社団法人東京都看護協会会館にて開催。

さらに2016年4月には第1回『健康卓球』お披露目会を表参道ヒルズで開催致しました。小さな子供からお年寄り、卓球初心者、パラ卓球ナショナルチームの別所キミヱ・吉田信一。平野美宇、張本智和などのトップ選手や、コシノジュンコ氏、三遊亭小遊三氏ほか、   卓球が大好きな有名人の方にも多数ご出演いただき、まさにボーダレスで、

老若男女誰もが楽しめるイベントとなりました。

 

◆ 東京2020オリンピック・パラリンピックホストタウン事業   

西脇市卓球フェスタ 『健康卓球』で日本を元気に!講演と体験イベント 〈2019年3月16日〉

兵庫県西脇市より依頼を受け、一般市民の方や教育関係者向けに、

年齢を重ねても、医療に頼らないで健康に過ごすための方法の一つとして、

『健康卓球』をメインテーマに講演を行いました。

また、世界と闘ってきた日本卓球史、精神の大切さなどについても、リアルな内容に、   皆さん興味をもって耳を傾けて頂きました。

後半は、活躍中の渡辺裕介選手、宇田幸矢選手、また日髙達也氏(日卓協ナショナルコーチ)の協力のもと、模範試合や選手とのチャレンジマッチ、初心者向けのアドバイスなど、

小さな子供から高齢の方まで幅広く楽しめる内容で、多くの参加者の皆さんからは、

「非常に良かった」とお褒めの言葉をいただくほど、好評裡に終了致しました。

 

◆  『全国初!卓球とカフェで元気なまちをつくる』 〈2019年3月21日〉

桑名市、ネスレ日本㈱、(一社)卓球で日本を元気にする会、(一社)ニュートリション運動推進会議子どもの健康づくり委員会、㈱朝日エルは、独立行政法人桑名市総合医療センターを立会人として、『桑名市卓球カフェプロジェクト』の推進にあたって協定を締結しました。

伊藤 桑名市長の挨拶のあと、私はこれから日本人の平均寿命が伸びる中、

一人ひとりが健康でイキイキ生活が出来る仕組みが必要で、平均寿命と健康寿命の差は、

男性で8.84歳、女性で12.35歳あり、この期間は“不健康な期間”で医療費や介護給付費を多く消費する期間で、重要な社会問題であり、健康寿命を延ばす意味でも、

誰もが手軽に楽しく健康を維持できる手段として、卓球をもっと広めることが重要で、

この企画は素晴らしい、という挨拶をさせていただきました。

また、プロジェクトのオープニングイベントには、松下浩二氏(Tリーグチェアマン)も出席し、

市長・市民とのラリーなども行い、大いに盛り上がりました。

競技としての卓球とともに、誰もが手軽に楽しめ、健康増進、地域活性につながる、

卓球の明るい未来を、改めて実感しました。

児玉圭司総監督

昭和35年~45年
明治大学体育会卓球部監督
昭和45年~現在
明治大学体育会卓球部総監督

(株)スヴェンソン 代表取締役会長

日本学生卓球連盟 会長

明治大学駿台体育会 名誉会長

昭和31年
世界選手権シングルスベスト16
昭和40年
第28回世界卓球選手権 日本代表監督
昭和48年
第32回世界卓球選手権 日本代表監督
昭和50年
第33回世界卓球選手権 日本代表総監督兼監督