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児玉語録

児玉語録1月号『命がけで輝け!』

2015/01/07

 
命がけで輝け!
(今年の書き初め)
 
 
明けましておめでとうございます。
 
2015年 新たな希望に燃え情熱を持って明るく前向きにスタートしましょう
 
今年の書初めは、『命がけで 輝け』としました。
 
命がけ」というのは、何事も本気で、全力で向っていくということ。
 
人も組織も(ぜい)(へん)(蝶が、青虫からさなぎになり、脱皮して美しい蝶になるように変わる様)し、
人間力を磨いて進化していきましょう
 
人間力とは、人格を磨き、教養を磨き、内面からにじみ出るものです。
年齢に関係なく、若くても周囲からの信頼が厚い人、これが人間力です。
 
自己成長は人としての役割であり人としての義務です。
 
どんなに苦しい状況でも、或いは人の嫌がる仕事にぶつかったとしても、
「困難なことを修行するのも面白い、喜んで勇んでやっていこう」という意気が大事です。
 
成功することを強い思いでイメージすれば困難なことが起きても必ず突破できます
 
人間は十人十色、1億2千万人の日本人がいても、顔も違うし体付きも、性格も違う。
自分は自分である。そこには自分の誇りがあり、自信がなければいけない。
自分が他人と違うところをよく考えて、自分の道を自分の力で歩んでいこう
 
とはどういうものか、大きく分けて二つの考え方がある。
一つは、今後どうなるかは大体決まっている。
人が何歳くらいで死ぬのかも大体決まっているという考え方━これを「宿命」という。
宿命の「宿」は止まるという意味。
 
それに対して、命は常に変化し続けている。そう考えるのが「運命」です。
運命の「」は「運ぶ」つまり、動く。
だから、「運命」と「宿命」は、全く反対の言葉です。
 
 
人の能力や才能は親譲りで遺伝だからしょうがない。 これは「宿命」だという考え方です。
しかし、最近の研究で遺伝子の働きは、心の状態環境刺激オンオフになり、
変化するということが解ってきた。
遺伝子の情報は一人ひとり違います。
プラス発想をすれば遺伝子が目覚めマイナスの発想をするとうまくいかないのです。
 
遺伝子には無限の可能性が秘められています。
個性的な遺伝子をオンにして自由な発想で大きな夢や志を持つことが大切なのです。
 
君達は、去年の正月に自分はこれだけは実行して、このように目標を立て、
大きな夢の実現に一歩でも近づいていこう・・・と誓いを立てた━と思う。
そして、年末に振り返り、自問自答してみて、
自分の実力は10%伸びた50%伸びたいや俺は200%伸びた、と、
自分に対して言えたかどうか。
 
人生には、困難なこと、苦しいこと、辛いこと、いろいろある。
逆境というのは、その人に与えられた尊い試練であり、この試練にもまれながら、
不屈の精神で生き抜いてきた偉大な成功者は数多くいる。
しかし、逆境でなければ人間は成長しないと思い込むのは良くないと思う。
 
逆境は尊い、しかし、順境も尊いのである。
どちらであれ、要は、その与えられた境遇に素直に謙虚な心で生きること
素直さを失うと、逆境は卑屈を生み、順境はうぬぼれを生んでしまう。
逆境も、順境も、そのときの自分に与えられた一つの運命。
素直に受け入れて、生きることです。
 
素直な心と、謙虚さを持ち、すべてに対し学ぶ心があれば、
人は、強く正しく聡明になります。
チャレンジすることに喜びを感じる一年にしていこう。
 
自分には自分に与えられた道があります。
 
自分の道自分だけの道はこれから先どのような姿を見せてくれるのだろうか

 
 
 



 
今年もまた、大きな夢と高い志を持って果敢に挑戦して輝いていこう
 

児玉圭司名誉総監督

昭和35年~45年
明治大学体育会卓球部監督
昭和45年~令和2年
明治大学体育会卓球部総監督
令和3年~現在
明治大学体育会卓球部名誉総監督

(株)スヴェンソン 代表取締役会長

日本学生卓球連盟 名誉会長

明治大学駿台体育会 名誉会長

昭和31年
世界選手権シングルスベスト16
昭和40年
第28回世界卓球選手権 日本代表監督
昭和48年
第32回世界卓球選手権 日本代表監督
昭和50年
第33回世界卓球選手権 日本代表総監督兼監督